作家・研究者支援について
横浜本牧絵画館では、美術作品の制作活動及び研究活動を続けようとされている志をもった方々に、制作・研究の成果を公表する場を確保し、また、制作・研究を継続できる環境を確保するための支援を行います。
第6回(2023年度)の募集を行います。
2023年10月31日までに、神奈川県に関係する方・団体等の、具象絵画に関する応募申込書など必要書類を、郵送にてお送りください。
「
第6回 作家・研究者支援プログラム応募申込書」の詳細は以下のリンク(PDF)をご覧ください。
「第6回 作家・研究者支援プログラム応募申込書」 へのリンク
なお、応募申込書は Microsoft Word 形式でも用意しております。必要な方は、お問い合わせ先までご一報ください。
第5回(2022年度)
「作家・研究者支援」プログラムによる支援対象者の決定について
第5回(2022年度)「作家・研究者支援」プログラムについては、2022年10月末日をもって応募期間を終了いたしました。お問い合わせ、ご相談、その他を含めて多数の反応をいただきありがとうございました。ご応募いただいた事案につきましては、当館所定の規程に従い厳正に審議を重ねました結果、以下のとおり決定しましたので、お知らせします。
対象者
酒井 茂 氏
概要
展示タイトルである「出現するリアル・出現させるリアル」は、本当に表現したいもの以外の要素をそぎ落とし、意思そのものを否定した描画(フロッタージュ=拓版、拓刷り)と絵筆による描写の緻密なバランスを保ちつつ、リアルな画面を形成すること…という作者の取り組みを反映している。フロッタージュは、シュルレアリスムから派生した技法として知られているが、それを伝統的な写実的細密描写と並列同居させ、新たな世界観を成立させようとする試みは新鮮である。扱う画材やモチーフにおいても、マンホールの蓋あるいは道路標識といった我々にとっては極めて身近な対象と直接擦写できる画布を組み合わせ、意匠が凝らされている。
なお、本件は2024年度中に、当館において展示の予定。
酒井 茂 略歴
1951年 北海道生まれ
1978年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了
1976年~1993年まで独立展出品(連続入選し、当時会友となる)
2013年 第69回ハマ展(初出品)「画路賞」受賞
2014年 第70回ハマ展「第70回記念賞」受賞
2015年 第71回ハマ展「横浜市教育委員会賞」受賞
2016年 第72回ハマ展「大賞」「横浜市長賞」受賞「会員推挙」
個展、グループ展多数
所属 横浜美術協会会員・理事