お知らせ
新型コロナウィルス感染症の拡大防止・予防のため、以下対応をいたしますのでご諒承ください。
• ご来館の方が一定数を超える場合、また諸情勢の著しい変化などがあった場合、入場制限、終了時間の繰り上げなどを実施することがあります。
• 入口等に、アルコール消毒液を設置しております。
• 館内スタッフはマスクを着用させていただいております。
<来館者各位へのお願い>
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「トロンプルイユの現在(いま)2023」展示にあたって
当館の展示「トロンプルイユの現在(いま)」も今回で3回目となります。今回は、前2回に出品いただいた活躍中の作家の新作を中心に、日本におけるトロンプルイユの草分け的存在である岩田榮吉の作品群についての解説を加えて展示を構成しました。
似て非なるもの…と言えば、にせもの、まがいもの、或いはあるべきものではないという意味あいが込められますが、人は古くから似て非なるものを様々な形で楽しみ大切にしてきました。絵画もその形のひとつであります。
さて一つの花瓶がいかに迫真的に描かれていても、花瓶そのものではありません。それを誰もが承知の上で、描かれた対象の見た目、真実、本質や作者の意図に思いを向けているのです。
それでは見る人が今いる室内の調度品と見紛うばかりに細密描写し、一瞬「本物か?」と思わせればどうでしょう。目前にあるものは「トロンプルイユ」に他ならないのです。つまり、「似て非なるもの」でありながら、時に虚実の境目を忘れさせる様式の絵画なのです。
現実と虚構、この2者が調和した世界観をどうぞお楽しみください。
会期 2023年4月15日(土)~2023年7月17日(月)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週火曜日
一般観覧料 500円
割引観覧料 400円(65歳以上、障がい者手帳・三溪園入園券をお持ちの方が対象)
※保護者同伴の中学生以下1名無料
※その他団体割引制度(要事前予約)、「濱ともカード」のご提示で優遇有り
主催 公益財団法人 横浜本牧絵画館
後援

↑ 展覧会のチラシです。
クリックするとA4サイズ(PDF)になります。
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持ち運びしやすいA5版の大きさで、本展出品31作の図版と出品作家6名の略歴を載せています。ご鑑賞の思い出にいかがでしょうか。
展示期間終了
常設展示 『横浜本牧と絵画』
横浜にある「本牧(ほんもく)」の地をご存知でしょうか。本牧一帯は現在横浜市中区に属し、歴史ある地域です。現在では海岸の埋立てにより港湾施設などが拡張され、また、米軍住宅跡地が開発整備されて大きく変貌していますが、かつては変化に富む海岸風景と、比較的温暖な気候で知られ、近郊ばかりか東京方面からも多くの人々を迎えました。
こうした土地柄から、かつては多くの画家がこの地を訪れました。また近年ではこの地に居住して制作する画家も増えています。風光明媚な地は他にも数多くある中で、なぜ日本近代絵画において本牧の地が描かれたのでしょうか。そして本牧はどのように描かれたのでしょうか。また、近年の本牧では、どういう画家たちがどういう絵を描いているでしょうか。
当館は継続するテーマとして「横浜本牧と絵画」を掲げ、展示の拡充を図って参りましたが、このたび展示資料の入れ替え・追加を実施しております。
会期 2023年1月23日(月)~2月27日(月)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週火曜日
観覧料 100円(保護者同伴の中学生以下1名無料)

↑常設展示のチラシと展示目録です。
クリックするとA4サイズ(PDF)になります。