これまでの作家・研究者支援
対象者 Atelier LAPIS 代表 筒井 祥之 氏
第4回(2021年度)
「作家・研究者支援」プログラム支援対象者による展示について
第4回(2021年度)「作家・研究者支援」プログラム支援対象者である「ヨーロッパの古典技法―絵画・額縁の魅力―」Atelier LAPIS 代表者・筒井祥之 絵画作品展示を2023年3月11日(土)~3月26日(日)の期間、開催いたしました。
「ヨーロッパの古典技法―絵画・額縁の魅力―」展示にあたって
かつてヨーロッパにおいて、教会や王侯貴族らが主役だった時代では、絵画や額縁などは煌びやかな世界を作り上げてきました。
Atelier LAPISでは、14世紀から17世紀までの絵画・額縁・彩飾写本の研究・創作を続けています。
機械によるものや、既に加工されたものからでは、決して作ることの出来ない「素材から人の手による創作」により、かつて長い伝統の中で培われていたまばゆい技「古典技法」を見直し、一つひとつを大切にしていた創作の起源を、現代に甦らせ、更なる可能性を探求しています。
Atelier LAPIS 代表 筒井 祥之
会期 2023年3月11日(土)~2023年3月26日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週火曜日
観覧料 一般300円/小学生以下無料
主催 公益財団法人 横浜本牧絵画館
第4回(2021年度)
「作家・研究者支援」プログラムによる支援対象者の決定について
第4回(2021年度)「作家・研究者支援」プログラムについては、2021年10月末日をもって応募期間を終了いたしました。お問い合わせ、ご相談、その他を含めて多数の反応をいただきありがとうございました。ご応募いただいた事案につきましては、当館所定の規程に従い厳正に審議を重ねました結果、以下のとおり決定しましたので、お知らせします。
対象者
Atelier LAPIS 代表者・筒井祥之 氏
概要
「Atelier LAPIS」は、横浜市を拠点に活動する古典技法絵画・額縁研究所である。2000年の創設以来、古典技法の研究及び指導を行い、既に6回の成果発表展示を行っている。代表の筒井氏は、ヨーロッパの美術館で目にした古典作品が、日本で制作された作品とは美しさ、物質感があまりにもかけ離れていることに感銘を受け、その謎を解き明かそうと活動を続けている。筒井氏をはじめとした講師・研究生の作品と、これまでの研究成果のパネル展示を通して古典技法の謎に迫る。
なお、本件は2022~23年度中に、当館において展示の予定です。
筒井祥之 略歴
1960年 大分県生まれ
1979-83年 坪内正氏に素描を学ぶ
1983年 東京学藝大学 教育学部 B類 中等教育教員養成課程 美術専攻 卒業
1986-96年 浦崎武彦氏に古典絵画技法を学ぶ
1987-92年 石原正人氏に古典額縁技法、金箔技法を学ぶ
1991-94年 PAINT WORKSにて疑似塗装を学ぶ
2000年 横浜にて「工房LAPIS」を設立(2010年「Atelier LAPIS」に改名)
画廊にて個展・グループ展多数。
東京カベナント教会ロビー(東京・世田谷)、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団江戸川台キリスト教会会堂(千葉・流山)のステンド・グラス原画制作を手掛ける。
現在 古典技法絵画・額縁研究所「Atelier LAPIS」主宰
青山学院中等部 美術教諭
Atelier LAPIS ウェブサイト
https://atelier-lapis.com/