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横浜本牧絵画館ロゴ
横浜本牧絵画館は、横浜の名勝「三溪園」に近く、絵を見ることが好きな方、絵を描くことが好きな方のための、具象絵画を中心とする私設美術館です。


開催中

岩田榮吉の世界 若き日の風景画から2024年10月12日(土)~2025年1月19日(日) を開催いたします。皆様の御来館をお待ちいたしております。
詳細は上記のリンクをクリックしてください。


戸外での写生
《運河》
デッサン《オランダ風景》
《Paysage(B)》
《モンマルトルの眺め》




「絵画はすべて風景画」であるとすれば
岩田榮吉(1929~1982)は当館のメインコレクション作家です。その画風は、端的に「ヨーロッパ絵画の伝統を深く理解し、人形などをモチーフとする写実的な細密表現の静物画を中心に、独自の絵画世界を追求した」と言えるでしょう。
しかし若い頃の一時期、岩田は風景画を集中的に描いていました。しかもそれらは写生に基づくものでもなく、写実的な細密表現でもありません。その間にはどのような経験と思考の変遷があったのでしょうか。また、以後の制作とのつながりは無かったのでしょうか。
「絵画はすべて風景画」とも言われます。実際の景色景観を対象とするだけでなく、実景を再構成した心象的な風景画、さらには潜在する心奥を象徴的に表現した静物画もまた一種の内面風景であるとすれば、そこは断絶でなく伏流と化しただけなのかもしれません。
今回の展示では、学生時代の作品8点にみる風景の扱い方・描き方と、その後渡仏後30歳台前半に集中的に取組んだ風景スケッチと油彩作品計27点、その他作品4点に写真資料を加え、岩田の画業全体に「風景画」がどのような意味を持っていたのかを探ります。



岩田榮吉作品集』を制作しました。国公立、私立美術館等の管理下にある岩田榮吉の絵画作品を収録したもので、A5サイズ、1冊 350円、3冊セット 1000円で発売中です。
油彩画Ⅰ    26ページ(カラー図版39点)
油彩画Ⅱ    26ページ(カラー図版38点、うち習作等7点)
水彩画・その他 26ページ(図版37点)



作家・研究者支援について

当館では、美術作品の制作活動及び研究活動を続けようとされている志をもった方々に、制作・研究の成果を公表する場を確保し、また、制作・研究を継続できる環境を確保するための支援を行います。

第7回の応募者を募集いたします。募集期間は6月1日(土)~10月31日(木)です。神奈川県に関係する方・団体等の具象絵画に関する応募申込書など必要書類を郵送にてお送りください。詳細は 作家・研究者支援 をご覧ください。



横浜本牧絵画館外観

横浜本牧絵画館外観



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