
- 会期
- 2025年10月11日(土)~2026年1月18日(日)
- 開館時間
- 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日
- 毎週火曜日、12/28(日)~1/3(土)冬季休館
- 一般観覧料
- 500円
- 割引観覧料
-
400円
※保護者同伴の中学生以下1名無料
※その他団体割引制度(要事前予約)
※「濱ともカード」のご提示で優遇有り - 主催
- 公益財団法人 横浜本牧絵画館
- 後援
- NHK放送局 神奈川新聞社
「金沢八景」のように、地名を冠した「八景」が各地にあります。
その発祥は11世紀の中国(宋)に遡りますが、今日なお「各地各所の景観ベスト8」というような形で定着しています。
横浜本牧はかつて風光の地として内外に知られ、とくに幕末明治以降は、外来の油彩洋画系の画家も、伝統を踏まえた日本画家も、盛んに往来を重ねました。
「本牧八景(小島一谿作)」の誕生が昭和8年(1933年)を待たねばならなかったのは、むしろ不思議なことでもあり、しかも戦中戦後の混乱を経て、その行方は不明です。本作はかねて当館が関心を寄せてきた「本牧ゆかりの画家が本牧を描いた絵」でもあり、乏しい資料からの写真加工による再現と、さらに現役日本画家・霜鳥忍氏の「創造的想像」によって補完された肉筆再現模写を中心に、「幻の本牧八景」として推考の一端をご覧いただくことにしました。